血管の役割

血管には血液をうまく循環させるためのしくみがあります

心臓から送り出される血液は、動脈、毛細血管、静脈を通じて体内をめぐります。
細胞に必要な酸素や栄養を届けては、その一方でいらなくなった炭酸ガスや老廃物を運び出しています。
全身に行き渡るように、極細の毛細血管(直径0.005〜0.02mm)がくまなくはり巡らされていますが、毛細血管と動静脈を合わせるとその全長は、 10万kmにも及ぶのだそうです。

これは地球2.5周分に相当する長さ。
こうした血管の中を、5〜6リットルもの血液が、猛スピードで旅をしているのです。
血液がさらさらと流れるように、血管には血液をうまく循環させるためのしくみがあります。

血液の成分と働き

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血管の種類と構造

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